「終活」というのは、あなたがこれからの人生を安心して過ごすための準備のことです。まずは、「エンディングノート」を書きましょう。あなたがもし突然の事故や病気で意識をうしなったとき、家族は医師から治療方法や延命治療などについて意見を聞かれます。葬儀についても事前にあなたから葬儀のスタイル(家族葬など)や連絡して欲しい知人・友人、お墓についての考えがわからないと家族はとても悩みます。家族のためにも、そしてあなたが自分の人生や終わりを自分の考えで決めるためにも書いたものは役立ちます。また、最近はスマホで通帳のないネット銀行を利用したり、定額利用料などを払っている方も多いと思います。残された家族ためにも、そして自分自身の記憶と財産管理のためにもメモを残しておくことは大切です。
次は「遺言書」を書いておきましょう。「私は財産が多くないから必要ない」というのはまちがいです。自宅など分割できない財産、家族間での同居の有無、介護の有無、学費や住宅資金の援助の違いなどがあると、親しい家族間でも意見が違って当然です。あなた自身の遺言があれば家族もそれに従ってスムーズに相談がしやすいのです。
また、身よりがない場合や特定の親族に「葬儀や自宅の片付け」などの負担をかけたくない場合も、生前に弁護士などの専門家に依頼しておくことができます。最後に、不動産が亡くなった家族や先祖名義のままの場合も「相続登記」をしておくことが法律で義務づけられました。子どもの代に困った状態にならないように、今のうちに登記手続をすることが大切です。