コラム

朝日放送ラジオ事件 勝利和解で解決!

2022.06.10

朝日放務していたリライター5名は、ラジオニースのリライト (ニュース原稿の作成)デスク業務を長年行ってきました。形式的には派遣社員でしたが、予め朝日放送に特定されて契約し、派遣契約で定められた範囲を超えて働きまし。 賃金はそれぞれのキャリア等を評価して交渉で決めていました。 

ところが、2017年に突然新はしない。辞めてもらう。」通告されました。5名は労働組合を結成し、雇用の確保いて団体交渉を求めましたが、応じてもらえず、交渉できないまま失職しました。 

2018年5、組合は、朝日放送が団体交渉を拒否したのは不当労働行為であると労働委員会救済を申立てました。2020年2月、朝日放送は派遣先ても労働組合法上の「使用者」にあたるため団体交渉に応じなければならないとする救済命令を勝ち取りました。 

朝日放送は審査を申立てました、両者の希望により2021年7 月、朝日放送が組合に対して解決金を支和解が成立しました。仕事を失ってから1200日目、やっと掴んだ解決でした。 

近年、とりわけ放送業界では、派遣社員など非正労働者が事業の根幹となる仕任されいる例が少なくありません。かし、正社員ではないため、何かあれば簡単に職場を追されてしまうという問題は残っままです。本件は、遣社員であって雇用の問題について派遣先(就労先)と団体交渉できるとを認めた事例として、非正規労働者を励ます先例となりました。