問い 長年住んでいた借家から転居することになりましたが、家主さんから原状回復をするよう求められました。何をすれば良いのでしょうか。 答え 転居によって建物の賃貸借契約が終了すると、借主には原状回復をす …続きを読む
憲法が誕生して70年あまり。
今、これを改正しようという動きがあります。
私たちは、憲法を変えるのではなく、憲法を活かす政治に変える方がいいと考えています。
大阪法律事務所の事務局それぞれが、好きな憲法の条文について書いてみました。
今回はそのうち3つを紹介します。
【第9条 戦争の放棄】
事務所が使う封筒には、憲法9条の条文が書かれています。
依頼者の方へお手紙をお送りする時や、弁護団事件で他の事務所の弁護士に書類を送る時など、頻繁に使います。
事務局が普段最もよく目にする憲法の条文です。
憲法をもっと身近に、9条のことをもっと知ってほしい。
事務所からお手紙をお送りした際は、ぜひ封筒にも注目してみてください。
【第19条 思想良心の自由】
昨年初めて憲法ミュージカルを観劇しました。
劇中では、ごく平凡な市民が戦争によって思想さえ歪められていく様が描かれていました。
「心の中で何を思っても良い」なんて、当たり前のことを憲法で定める必要があるのかと思ってしまいがちですが、
この条文にも過ちを繰り返さないという反省と強い決意が込められているのです。
【第21条 集会・結社・表現の自由】
改憲に反対する集会やパレードに参加するのは少しばかりの勇気と気合いが必要ですが、
「やらなあかん!」の心持ちで参加しています。
憲法は個人の考えを表現したり、話し合ったり、同じ考えの市民が集会をすることを保障しています。
私も一市民として国の政策がおかしいと思ったらこれからも勇気を出して反対の声を上げていきたいと思います。