太陽光発電事業者が住民を提訴 ある業者が、淡路島(兵庫県)ののどかな集落の中心にある寺社のご神体の山を切り拓いて太陽光発電所を建設する計画を立て、地権者を籠絡して発電所用地の賃貸貸借契約を締結した。し …続きを読む
Q:子ども夫婦が孫の育て方で大げんかとなり、「離婚する」と言っています。
いったいどないしたらいいのでしょうか?
A:それは大変ですね。離婚となると、
①子の親権者をどちらにして育てるのか、
②学費を含む養育費の金額をいくらにするのか、
③育てる親でない他方の親と子の面会の回数・方法、
④自宅が持ち家ならその処分、残る住宅ローンの返済、
⑤預貯金や定年後に発生する年金の分割の定め
を決める必要があります。
そもそも離婚後のそれぞれの生活はどうやって維持するのかなどなど、考えて具体的に決めなければいけないことは山のようにあります。もし
⑥夫婦のけんかの背景に実は浮気・暴力などがある場合には離婚慰謝料の金額も決める必要があります。
これらのことについて夫婦間で冷静に話し合えればいいのですが、それが無理であるなら、家庭裁判所の調停で話し合うという方法があります。
調停では中立の第三者の調停委員が双方の言い分を聞いて話し合いによる解決をめざします。
ただいざ調停を申立てようとしてもその方法や、調停での話す内容など分からないことがたくさんあると思います。
その場合はこれらの方法や決める際の標準的な基準などについて、弁護士に相談いただければアドバイスができます。
ただ本当に離婚しかないのかどうか、人生経験のあるあなたが、頭がカッカしている2人の間にたって話をよくきいてあげることが今一番大切なことかもしれません。
そうでないと、可愛い孫とも会えなくなるかもしれませんよ!