2025.11.21
甲野さんは、自動車同士の事故で怪我をしました。自賠責で後遺障害の認定を受け、事故の相手方が加入する任意保険会社と損害額の交渉を行いましたが、事故の過失割合や、休業損害・逸失利益・通院慰謝料の金額につい …続きを読む
「えっ、水俣病って、まだ裁判しているんですか」というのが、大方の反応です。でも、公式発見から61年、水俣病は、終わっていません。
チッソが水俣湾に汚染水を流し、国がきちっとした規制も調査もしないままであったことで、被害は不知火海に広がり、被害者は救済されないままで取り残されています。被害者は、手足のしびれや感覚の障害などの症状に苦しみ、老後の不安におびえています。
不知火海沿岸で育ち、就職などで近畿圏に出てきた水俣病の患者さんたちが大阪地裁で裁判を闘っています。原告は100名を超え、熊本地裁、東京地裁を加えると原告数は1200名に達しています。
