谷町だより

谷町劇場

2016.02.26

谷町六丁目にある、「劇団大阪」の稽古場兼小劇場。

観客同士が肩を寄せ合い、身体が固まりそうになりながら観るのが常。
 
狭いスペースなのに多彩な舞台転換や効果があったり、観客と舞台が近いのが小劇場の面白さ。馴染みの役者さんが、毎回違う配役で、異なる味を出すのも楽しみです。
 
劇団大阪は1971年創立、「社会的責任の持てる舞台創造」を目指して活動してきました。戦争や貧困などのテーマを交えて発信する谷町劇場。シナリオの科白で語られることで、本や講演とは違う形で、社会の問題を感じることができます。
 
年に数回、事務所から10分の距離を歩いて、小劇場の世界に浸りに行きます。
 
2015年秋の公演「姉川写真館の四季」。「写真」のエピソードで魅せる舞台でした。