2026年6月20日(土)は社内研修のため臨時休業といたします。 ご了承ください。
問い
最近、ニュースでよく、「選択的夫婦別姓」について報道されています。
どんな制度なのでしょうか。
答え
選択的夫婦別姓制度とは、結婚した時に夫婦で同じ名字にするか、別々の名字にするかを選べる制度です。結婚した夫婦の同姓が義務付けられているのは、法務省が把握する限り、世界で日本だけだそうです。
日本では、夫の名字を選択した夫婦の割合は、この30年間でも90%を上回っており、国連の女性差別撤廃委員会は、差別的な法規制だとして、繰り返し選択的夫婦別姓制度の導入をするよう勧告しています。
旧姓を通称使用して働く場合でも、銀行口座の開設や住民税や健康保険は戸籍名での手続きが原則です。戸籍上の姓との照合が大変、給料の振り込みや年末調整が煩雑だなどの声が、個人だけでなく企業からもあがり、経団連は政府に対し選択的夫婦別姓制度の導入を提言しています。
いまだ家族の絆が失われるなど伝統的な家族観から、選択的夫婦別姓の導入に反対する声もあるようです。しかし、この制度はあくまで「選択的」なので、そのように思う人は夫婦同姓を選択すればよいのですから、反対の根拠とはならないでしょう。
そもそも、名字(姓)は個人のアイデンディティーそのものです。個人の尊重、男女の平等を規定する日本国憲法の理念を実現するためにも、これ以上の放置は許されず、制度導入のための法改正が望まれます。