大阪弁護士会では法にかかわる各分野での最先端の議論をしています。 私が副会長として担当する消費者保護委員会では、大阪府内自治体の消費生活センターや大阪府警察本部などの行政機関、老人クラブや消費者団体な …続きを読む
大阪弁護士会では法にかかわる各分野での最先端の議論をしています。
私が副会長として担当する消費者保護委員会では、大阪府内自治体の消費生活センターや大阪府警察本部などの行政機関、老人クラブや消費者団体などの支援団体と定期的に情報交換会を開いていますが、そこでは最新の消費者被害状況が報告されます。
去年の10月には、大阪府警の特殊詐欺対策を担当されている警察官から報告がありました。それによると、府内の特殊詐欺とSNS型投資・ロマンス詐欺被害が過去最悪で、平均して1日あたり約7200万円の被害が認知されているとのことでした。警察が把握しているだけで毎日7200万円が詐欺師に奪われているのです。
特殊詐欺の被害者は、かつては高齢者でしたが、今は被害者の約56%を現役世代の20代~60代が占めています。最近、特に気をつけなければいけないのは、警察詐欺(偽物の警察官が、犯罪に巻き込まれていると嘘をつく)、SNS型詐欺(有名人を騙って投資させる)、ロマンス詐欺(結婚や交際を匂わせる)で、これらの被害者の約8割が現役世代です。
本物の警察官がお金を要求したり、キャッシュカードの暗証番号を聞いたり、電話やSNS(ビデオ通話を含め)だけで用件を済ませたりすることはありません。実際に会ったことの無い人に送金しないでください。
相手が警察官であろうが、魅力的な外国人であろうが、知らない人からお金を要求された場合には送金せず、必ず110番して本物の警察官に通報しましょう。
迷った時には当事務所へ相談してください。