2023年9月から2025年8月までの2年間、民主法律協会の事務局長として、団体の運営に携わりました。 民主法律協会(略して「民法協」)は1956年に設立され、大阪を中心に法律家(弁護士や研究者)・労 …続きを読む
第3 死亡時の手続き
家族が亡くなったときにすべきことを前もって確認しておくようにしましょう。
1 家族が亡くなったとき、医師に死亡診断書を作成してもらい、役所に死亡届を出して埋葬許可証をもらい、他方で遺体を引き取って、通常は火葬します。
この一連の手続きは速やかにしなければならず、慣れていないと手間取るので、葬儀業者に代行してもらうことが通常です。ですから、いざとなって慌てないように、事前に葬儀業者を探して依頼をしておくことをおすすめします。
2 葬儀の内容は、参列する人数や予算などによって変わりますので、予め家族で話し合い、希望する葬儀の内容を業者に伝え、見積もりをしてもらいましょう。亡くなられてからだと十分に検討する時間がなく、希望した葬儀ができなかったり、予算を大幅に超えた費用がかかったりと、納得できない葬儀となってしまいかねません。
3 葬儀費用は喪主が負担するのが原則です。相続人全員が合意すれば遺産から葬儀費用を支出することができますが、喪主が「相続財産から支出してもらえる」と思い込んでトラブルになることがままありますし、費用負担を避けようとして喪主がなかなか決まらないこともあります。
そのようなトラブルを防ぐためには、葬儀費用を予め積み立てたり、他の遺産とは別に管理したりして、それを葬儀費用に使うことを遺言に明記しておくことが有益です。