問い 長年住んでいた借家から転居することになりましたが、家主さんから原状回復をするよう求められました。何をすれば良いのでしょうか。 答え 転居によって建物の賃貸借契約が終了すると、借主には原状回復をす …続きを読む
2019年10月23日(水)に、福祉保育労大阪地本非正規部会で、「同一労働同一賃金」の学習会をしてきました。当日は、組合の方を中心に20人程度が集まりました。
2020年4月(中小企業では2021年4月)から、新たにパート労働者、有期雇用労働者、派遣労働者の「同一労働同一賃金」ルールが盛り込まれた「パート有期労働法」及び「派遣法」が施行されます。
学習会では、主に「パート有期労働法」について、2018年12月に厚労省から発表されたガイドラインを参考にしながら、「同一労働同一賃金」ルールについて具体例を挙げながら勉強し、今後の取組みについて検討しました。
福祉・保育の現場では、職場(施設・保育園など)で全く同じ働き方をしているのに、正社員と非正規の待遇(給料など)が大きく異なっている事業所が多々見受けられるそうです。強化された説明義務などを活用しながら、正社員と非正規社員との間の待遇差を総点検し、不合理な待遇差を解消していく取組みが大切です。
職場での正社員と非正規社員との間の待遇差にお悩みの方は、ぜひご相談ください。
まだまだ、「同一労働同一賃金」ルールやこれまでの裁判の成果などが、広く周知されていないのが現状です。職場や組合で学習会をしたいとお考えの方は、ぜひお気軽にお声がけください。