「闇バイト」による事件が頻発しています。気軽に応募した「闇バイト」であっても、加担した犯罪が詐欺や強盗であれば、たとえ初犯であったとしても、被害金額や犯行の役割次第で即実刑、少年でも即少年院送致になり …続きを読む
「闇バイト」による事件が頻発しています。気軽に応募した「闇バイト」であっても、加担した犯罪が詐欺や強盗であれば、たとえ初犯であったとしても、被害金額や犯行の役割次第で即実刑、少年でも即少年院送致になり得る重大な犯罪です。
「闇バイト」に巻き込まれないようにするには、まずは、短時間で簡単な仕事の割に何万円も稼げるアルバイトなど存在しない、あるとすれば、それは「闇バイト」=犯罪であるとの認識を社会常識とすることが大切です。
次に、SNSで出ているアルバイトには応募しないことです。スマホからアルバイトを探す場合でも、信頼できる求人サイトから応募し、電話で担当者と連絡が取れ、担当者と面接をして採用が決まるという通常の手順を面倒くさがらないことです。
さらに、求人先から、「テレグラム」や「シグナル」という通信アプリで連絡をするように言われたら、これは間違いなく「闇バイト」と思ってよいでしょう。「テレグラム」や「シグナル」は、通信履歴がすぐに消えて秘匿性が高く、日本では犯罪に利用されやすいアプリだと広く知られています。
「闇バイト」に応募するだけであれば、犯罪が成立しないケースがほとんどです。これは「闇バイト」かも知れないと思ったら、すぐに連絡を取るのをやめましょう。運転免許証の画像など個人情報を送ってしまい、犯罪グループから脅されて、自分や家族に危害が及ぶかもしれないと心配になったら、すぐに弁護士に相談するか、直接警察に相談し、保護を求めるようにしましょう。