コラム

恐ろしいデジタル改革関連法

2021.09.21

5月12日、菅首相肝いりのデジタ改革連法が成しました。により、今年9月、直属の「ジタル庁」新設されます。デジタル庁は、予算配分権など他省庁にない強力な権限を持ち、全省庁や自治体に君臨することなります。そし事務方のトップである「デジタル監」は民間企から抜擢され、数のスタッフも民間IT企業などにを置きつつ、ときどきデジタル庁の仕事をするというき方が想定されています。これは官民着そのもです。菅首相の長が勤める北新社が総務省の官僚を接待していたことが問題なりましたがそれも可愛く見えてきます。 

「デジタル庁」の指令のもと、イナンーカードを駆使してかき集められた個人情報はビッグデータ」て民間企業の金儲けの手段として提供されます。他方、これまで各自治体で構築されてきた個人情報保制度はリセットされます今後の個人情報保護は心細限りです。 

そもそも、プロファイリングとい技術により個人の特定は容易にできますから、民監視も進むおそれがあります。そういえば、ジョージオーウェル『一九八四年』という、旧ソ連の監視社会を風刺したディストピアがありました。香港では、中国の公安よる民主派活動家の大弾圧が進められていますが日本も人ごとではありません。 

れから、関連法一つである「化法」は、国の自治体の住民基本台帳社会険、住民税などの情管理システムに国標準仕様をし付けるものす。これまは各自治体がそれぞれシステムを構築し、 障がい者や子育て世帯の減免など自治体独自施策(サービス)もそのシステムに組み込まれきまた。ところが、今後はこれらのシステムはすべてスクラップになります。システムの入れ替え作業でIT企業は大儲けできますが今後、自治体が独自の施策をけるには、ステムのカスタマイズ (改修) が必となります。そのためには多額の費用がかかりますし、それが捻出でなければこうした施策(サービス) は 切り捨てられるおそれがあります。 

こんな法律、国会の論もそこに一気呵成立さるべきものではありませんでした。私たちはその危険性を訴える意見書を出しまたが、力及びませんでした。今後は各面で被害が発生しないよう取り組みを進めていがあります。