開幕まで残すところ3か月となった「大阪・関西万博」。今どき20世紀型の万博なんて時代遅れだし、建設費の上振れ、無駄の象徴となった木造リング、外国パビリオンの建設の遅れや撤退、「空飛ぶ車」の商業運行断念 …続きを読む
平和・民主主義と人民の権利、生活を守るために活動する弁護士の団体「自由法曹団」は、「自由法曹団百年史 1921~2021」を発刊しました。
先日紹介した「自由法曹団物語 人間の尊厳をかけてたたかう30話」とセットになっています。
自由法曹団が設立されたのは大正10年。治安維持法等により国民の自由が抑圧される戦前の体制の下で、団員弁護士は、自らが検挙・投獄されながら活動しました。
戦後、日本国憲法とともに再建された後は、一貫して、国民・市民、労働者の権利擁護のため、裁判闘争と運動に参加してきました。その活動は、刑事弾圧事件、公害事件、労働事件など多岐にわたります。
「団物語」が紀伝体の歴史とすれば、「百年史」は編年体の通史であり、合わせてお読みいただくことで、運動の中での弁護士の姿を知っていただけます。
「百年史」は比較的コンパクトな戦後運動史ともなっており、お手元で資料として参考にするのにも役立つでしょう。
当事務所からは、城塚弁護士が執筆に参加しています。
ぜひお読みください。