コラム

古い借金の督促状が届いたら必ず弁護士名義で内容証明郵便を

2021.04.30

問い 知らない会社から督促状が届きましたが、放置しておいていいでしょうか。

答え 古い借金の債権を買い集める会社から督促状が来るときがあります。

借金は、最後の返済日から10年経過していれば(当初の相手が株式会社であれば5年説も有力)多くの場合時効消滅を主張できます(もっとも、あなたの知らないうちに裁判が起こされていたら、その判決確定から10年の経過が必要です)。

また、債権を買い取っている場合には、元の債権者からの「債権譲渡通知」が必要ですが、それがなされていない場合も多く、その場合には支払を拒否できます(もっとも、元の債権者は譲渡先の会社に通知を委任することもできますので、注意が必要です。)。

しかし、そういう督促状でも、放置はお勧めできません。債権者がアルバイトを使って自宅を訪問させ、承諾書を取り付けるようなケースも発生しているからです。相手はいろいろと悪知恵を働かせるので、素人判断では不適切な対応をしてしまうことがあります。

古い借金の督促状が届いたら、すぐに弁護士に相談して、支払拒絶の内容証明郵便を出すよう依頼してください。