2025.07.03
4月13日に開幕した大阪・関西万博。メタンガスの検出など開幕前から安全面の課題の指摘が数多くある中、会場の安全対策はどのように取られているのでしょうか。百聞は一見に如かずということで、開幕から6日目に …続きを読む
「えっ、水俣病って、まだ裁判しているんですか」というのが、大方の反応です。でも、公式発見から61年、水俣病は、終わっていません。
チッソが水俣湾に汚染水を流し、国がきちっとした規制も調査もしないままであったことで、被害は不知火海に広がり、被害者は救済されないままで取り残されています。被害者は、手足のしびれや感覚の障害などの症状に苦しみ、老後の不安におびえています。
不知火海沿岸で育ち、就職などで近畿圏に出てきた水俣病の患者さんたちが大阪地裁で裁判を闘っています。原告は100名を超え、熊本地裁、東京地裁を加えると原告数は1200名に達しています。