谷町だより

山の辺の道I

2016.03.14

山の辺の道の天理側の出発点は石上神宮である。この神社の境内でニワトリが放し飼いにされている。白あり黒あり、名古屋コーチン風の姿の立派なニワトリも多数まじっている。ニワトリは早朝に鳴くものだと思っていたが、ここのニワトリは昼でも3時頃でもコケコッコーと大声で鳴いている。

石上神宮を出ると次は永久寺跡に出る。ここの池の畔に松尾芭蕉が宗房と称していた時代の句碑がある。

「うち山や とざましらずの 花ざかり」

ここは桜の名所だったらしい。現在は、いい匂いを放って梅の花が盛りである。